top of page
検索
最新記事
すべて表示フランコさんは、3年くらいごとに勤め先を変えた。 飽きっぽいわけでも、いい加減なわけでもない。 「今の会社がいやだからと転職しても、問題は同じさ。 カーデザイナーとしての経験を積みたかったんだ。」 デザイン会社、メーカーのどちらも経験した。 イタリアだけでなく、クルマの国日本でも企業勤めができた。 コンセプトを明確に打ち出すことのできるデザイン会社、 企画から参加できるメーカー。どちらにもそれぞれ
フランコさんから興味深いことを聞いた。 「イタリアと日本では、会社のイメージが ずいぶん違うんだ。」 イタリアから見た日本の会社のイメージは、 バリバリ働く忠犬(誉めています)。 ところが、仕事中や会議中に、ウトウトしている 怠け猫(なぜネコ?)もいるんだって。 従業員解雇の厳しいイタリアでも、仕事中の居眠りは 即解雇なのに。 「僕は人とコミュニケーションを図りながら アイデアを生んでいく。なのに
「日本とイタリアの会社のデザイナーの違いと言えばね。」 日本では転職が少ない。 他社デザイナーとの交流の機会が多いわりに人的流動は少ない。 マネージャーのスパンが短い。 当然だけど、マネージャーによって仕事の進め方や 評価基準が異なる。 初めて契約社員として働いた僕は、上が変わるたびに 右往左往する経験をした。 契約社員は仕事の評価で契約の更新をするかしないか 決まってくるので、マネージャースパン
bottom of page