• SantilloFrancesco

(4)憧れの対象

更新日:5月28日

「デザインは、憧れの対象でなければならない。そして、

実用的でなければならない。」


これも、ジョルジェット・ジュジャーロの教え。

フランコさんは、GGデザインのマセラティ・ボーラに

憧れて、クルマが好きになり、カーデザイナーになった。


クルマが、ただ人や物を運ぶツールに過ぎず、見る人が

憧れを抱くデザインを施さなければ、若い人がクルマに

興味を持たなくなる。「クルマが欲しい」と思う人は

減ってしまう。クルマは、洗濯機や冷蔵庫のように

絶対必要というものではないから、憧れのないところに、

後進は生まれない。コンシューマーを失えば、

デザイナーも生まれなくなる。


クルマはあくまでもかっこよくなければならない。

かっこいいとは何か。デザイナーは、その概念を

言葉の羅列ではなく、形で表現する。

「かっこいい」か「かっこ悪い」か。それのみが

判断基準。どうかっこいいのか、どうかっこ悪いのかの

議論はしない。不要だから。


NEP-D

http://www.nep-d.com

8回の閲覧

最新記事

すべて表示

(1)転職の理由

フランコさんは、現在に至るまで何度も転職をしている。 ヨーロッパでは、転職をすることは、その会社の 良いところを巻き取って、次へ移っていくキャリアアップ。 「日本では、ネガティブイメージなんだ。」 僕だって、彼の転職のたびに 「どうなっちゃうんだろう、僕たち」 と不安に思ったものだ。 イタリア人のフランコさんが、どうして転職をし、 日本で起業するに至ったか。 日本人には新鮮かもしれない・・・とネコ

(2)2社目 イタルデザイン

1991年5月フランコさんは晴れてイタルの一員となった。 南出身のデザイナーは、珍しい存在だったけれど、 外国人も多いから気にはされなかった。 スペイン人、韓国人、そして日本人も2人いた。 イタルで働くカーデザイナーは、常時12,3人くらいしかいない。 それだけの人数で、世界中のクルマをデザインしていた。 3プロジェクト並行は当たり前。一人ですべての工程をこなす。 「イタリア人は働かないって日本人