• SantilloFrancesco

(16)日本のカーデザインの現場3

ロゴがなくてもどこのクルマかわかるクルマを作っている

会社は、デザインアイデンティティ確立に心血を注いできた。

似通った性能のクルマを他社と差別化するには、

デザインしかないからだ。日本車はどうか?

社内にではなく他社に似たようなクルマが存在する。

「日本人は、そのことにあまり疑問を抱いていない。

それは、民族の歴史に関係する気がする。」


ヨーロッパは、様々な形で他民族と交流し続けてきた。

最近では、通貨が統一され、ヨーロッパないならば、

飛行機も国内線になった。

しかし、僕らがイタリア猫であることは変わらない。

却って「ボクはイタリア猫だぁ」と主張する。

翻って日本人は、異民族と交流することに慣れていないから、

他民族のものがすべて新しいものに見えてしまう。

日本とは、日本人とはなにかと主張することがなかったから、

自身のアイデンティティについて自覚がない。

そう、アイデンティティを持たないのではなく、

自覚がないのだ。


NEP-D

http://www.nep-d.com

10回の閲覧

最新記事

すべて表示

(1)転職の理由

フランコさんは、現在に至るまで何度も転職をしている。 ヨーロッパでは、転職をすることは、その会社の 良いところを巻き取って、次へ移っていくキャリアアップ。 「日本では、ネガティブイメージなんだ。」 僕だって、彼の転職のたびに 「どうなっちゃうんだろう、僕たち」 と不安に思ったものだ。 イタリア人のフランコさんが、どうして転職をし、 日本で起業するに至ったか。 日本人には新鮮かもしれない・・・とネコ

(2)2社目 イタルデザイン

1991年5月フランコさんは晴れてイタルの一員となった。 南出身のデザイナーは、珍しい存在だったけれど、 外国人も多いから気にはされなかった。 スペイン人、韓国人、そして日本人も2人いた。 イタルで働くカーデザイナーは、常時12,3人くらいしかいない。 それだけの人数で、世界中のクルマをデザインしていた。 3プロジェクト並行は当たり前。一人ですべての工程をこなす。 「イタリア人は働かないって日本人