「イタリアのコンシューマーは、デザインが悪いものには
見向きもしない。」たとえそれが以前売れていたクルマでも、
新車のデザインが悪ければさっさと違うメーカーに乗り換える。
美しくないものを1分1秒たりとも所有していたくないからだ。
カルチョ(サッカー)でも同じ。
昨日、いいパフォーマンスを見せて活躍した選手も、
今日ミスをして試合を落とせば、非難を浴びる。
とても厳しい環境の中で、デザイナーは生きているのだ。
「最近はわからないけれど、レンダリングに時間をかけない。」
レンダリングに時間をかけるということは、
時間をかけて聖書を清書するようなもの。
字(レンダリング)はうまくなるけれど文章(デザイン)は
うまくならない。
「意外かもしれないけれど、イタリアではチームプレーを
重視するよ。といっても少人数だけど。」
人数が多いとまとまらないのもイタリア。
転職も当たり前で、様々な経験を持つ人たちが集まっている。
NEP-D
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