フランチェスコ・バルデッサリ氏によるのレクチャー「浪人」

更新日:8月17日

Today Francesco lectures was about the Ronins and was very interesting, many thanks to all ppl join this event and looking to see you again at next one. The next theme is Shinbutsu Bunri and Haibutsu Kishaku, more info coming soon
本日のフランチェスコ・バルデッサリ氏の講義は「浪人」をテーマにしたもので、大変興味深い内容でした。ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
氏姓(しせい・うじかばね)からの延長で、日本は政府から氏姓を与えられていました
その後、一般にも苗字があり、氏姓と苗字が混同する現代となりました
前回の「戦国時代」は、この氏姓が起因した、というバルデッサリ氏の視点での話でした
「浪人」とは、イメージとしては主君を失った無職の侍が、傘貼りのアルバイトや用心棒で生計を立てている、という・・・時代劇の見過ぎですね
実際は、主君を持たない困窮した戦士である「浪人」
封建的な権力の誇示などではなく、長く続いた内戦の「心的外傷(トラウマ)の残滓」
「辻斬り」
豊臣によって天下統一され、戦国時代は終焉、不要となった武士、さらに関ヶ原の戦い後の反徳川勢のお家おとりつぶしや領地没収(改易)や減封で多くの浪人が生まれた
自ら主家を離れたものもいましたが、ほとんどは政府のツルの一声
イタリアで同じようなこと(皇帝の鶴の一声で数十万人の失業者を生む)をしたら、
由比正雪の乱どころではない反乱がおきたでしょう・・・
主君に忠実なイメージですが、実際はいくつもの家に仕えた武士もいれば、主君を見限って別の家に仕える武士、商人や農民になった武士、日本人街を形成して外国を活躍の場とした武士もいましたが、鎖国制度でそれもかなわなくなり、不満が増殖し、政府や主君に忠実なはずの武士が反乱を起こすまでになりました
数十万人もの浪人を生み、不満を増幅させ、由比正雪の乱へつながりました
これはまずい、と率先して士官の身分を与えるとか、お家断絶を防ぐ養子を許すなど
対策をとるに至りました
正雪の言ったとおりじゃん。。。みたいな
上に楯突いた最初の人は、つきあげられるけど、正しいことはのちに証明される
高度成長期、バブル期で必要になった人材→戦国時代
バブル崩壊で人余りになって採用控え、人員削減→豊臣天下統一
企業の倒産→関ケ原の戦い後
日本経済の停滞→家康の朱印船貿易による諸外国との交流
日本に住む外国人に対する政策の変化→鎖国制度
いま、ココ でしょうか
鎖国ってことは、流入だけではなく、流出も制限(拒否)されることになります
それが続いた先は、、、明治維新、ですかねぇ
また次回のイベントでお会いできるのを楽しみにしています。
次回のテーマは「神仏分離」と「廃仏毀釈」です。
これも、お上からの命令とそれによって起きた民衆の反乱ですね
時代は巡る 詳細は追ってお知らせいたします


