鎌倉のお寺「覚園寺」

鎌倉のお寺「覚園寺」
友人の案内で覚園寺にお参りに行くことができました
とても荘厳で美しいお寺でした

住職からお話を伺うことができました
「廃仏毀釈」のレクチャーから日が浅かったので、直接伺ってみました
江戸時代以前、浄土真宗以外の僧侶には結婚が許されていませんでしたが、明治5年(1872年)に、戒律は守りつつ「今より僧侶の肉食(にくじき)・妻帯(さいたい)・蓄髪(ちくはつ)は勝手たるべき事」という法律により、変化が起こりました。。。と習いました。自由になった、と良いほうに思っていたのですが。。。
僧侶の側からいえば、「許された」というより「強制された」ということでした。厳しい修業を積み、得度を経て僧侶になり、僧という貴ばれる身分を還俗により貶める、いうことです
「僧侶も結婚して肉を食べる。自分たち俗人と何ら変わりない」と。
仏教を国の政治から切り離し、身分も財産も奪うことで、前時代の政府との決別を示したわけです
仏教伝来から江戸時代まで、仏教と政治は結びつきが強かった(強すぎた)から、明治時代に入り、一掃されようとしたわけで、寺院は翻弄されたのです

鎌倉は、奈良や京都の後発だったので、奈良、京都とは異なる仏像を作りました。仏師が中国へ渡り、仏像彫を学び、戻ってきました。理想化され洗練された佇まいの京都、奈良と異なり、鎌倉の仏像は、武家社会の影響を受けた力強さを強調しています。
覚園寺の本堂には、中央に病や苦しみを癒す薬師如来、左右に日光菩薩・月光菩薩が祀られ、一日中守ってくれています。薬師三尊を取り囲むように薬師如来を守護する12体の守護神十二神将立像が祀られています。力強い表情、目に水晶をいれて写実的、血管が浮き出ている腕、武装していますが、戦いを挑む、というのではなく、拝観者を鼓舞する、という意味合いです。12体から「がんばれ!(Forza!)」と言われるのっていいですね



