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執筆者の写真SantilloFrancesco

(3)子供の頃

【1歳の誕生日 おじと】

フランコさんは、ローマ生まれだけれど、すぐにパパの故郷、南イタリアのサプリに移り、10歳までそこで過ごした。青い海、静かな美しい港町。


パパは、鉄細工の職人をしていた。門やバルコニーなどの鉄の装飾だ。


鉄をトンカンと叩き、美しく仕上げていくパパの傍らで、自転車をいじったり絵を描いたりしていたフランコさん。デザインは、いつも彼の身近にあった。


5歳のとき、

小さな街で見かけたスポーツカー。

ドアサイドには、Giorgetto Giugiaro。


「自分の名前が入ったクルマに乗ってみたい。」これが、カーデザイナーを目指すきっかけだ。


【4歳の頃】


それ以来、鉛筆を持てばクルマばかり描いていた。もちろん、ドアには、Santillo Francescoとサイン。


パパは、鉄細工の仕事が大好きだったけれど、家族のために転職した。

そして、ママの故郷、スカレアへ移った。

今もサプリでは、パパの作品を生活の中に見ることができる。


【サプリの市場】




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