SantilloFrancesco2020年3月17日1 分(14)日本のカーデザインの現場1「辛口かもしれないけどね。」前置きしてフランコさんは言う。 「アルファ、アウディ、BMW、ポルシェときけばすぐに イメージが浮かぶけど、トヨタ、日産、ホンダと聞いて形が浮かぶ?」 「日本のメーカー内にいて感じたこと。ひとつは、先に完璧な...
SantilloFrancesco2020年3月16日1 分(15)日本のカーデザインの現場2もうひとつは、分業されすぎていること。 日本人は、なんでもコンパクトにしてしまうくせに、 コンパクトなものを作るのに、大きな組織を必要とする。 イタリアでは、デザイナーがアイデアからデザイン、 モデル製作、製品化まで関わる。...
SantilloFrancesco2020年3月15日1 分(16)日本のカーデザインの現場3ロゴがなくてもどこのクルマかわかるクルマを作っている 会社は、デザインアイデンティティ確立に心血を注いできた。 似通った性能のクルマを他社と差別化するには、 デザインしかないからだ。日本車はどうか? 社内にではなく他社に似たようなクルマが存在する。...
SantilloFrancesco2020年3月14日1 分(17)日本のカーデザインの現場4若い日本メーカーのカーデザイナーは、 フルモデル製作の経験が少なすぎる。 最近は、経費削減でモデル製作から3Dデータ化へ 移行している。猫にとっても人間にとっても、 感触というのは物を認識する機能。 リアルサイズでモデルを製作し、 実際に見て触ってみることは、...
SantilloFrancesco2020年3月13日1 分(18)イタリアのカーデザインの現場「イタリアのコンシューマーは、デザインが悪いものには 見向きもしない。」たとえそれが以前売れていたクルマでも、 新車のデザインが悪ければさっさと違うメーカーに乗り換える。 美しくないものを1分1秒たりとも所有していたくないからだ。 カルチョ(サッカー)でも同じ。...